研究授業をいかに楽しむ&愉しむ?パート1

マインド

10月中旬になり,厳しかった暑さも和らいできつつあるこの時期。

 

自分が勤めている学校では,校内研究の授業公開のシーズンです。

研究授業を負担に感じている先生方はよく見かけます。

指導案づくり,指導案検討,模擬授業,細案づくり…など,普段の授業以上に準備にかかる時間は多いと思います。

ただでさえ忙しい毎日の業務の中で,「そんな時間ないよ!」という先生もおられるのではないでしょうか?

このような考え方であれば,負担に感じるのも仕方がないと思います。

 

今回は,研究授業のマイナス面ではなく,別の角度からの考え方についてお伝えしていきます。

 

①「研究授業」の捉え方

そもそも研究授業は,私は,

「目の前の子どもたちの学びをワクワクさせるため」

にやることに価値があると思っています。

確かに,私たちは学習指導要領に則って授業をしなければならないですが,

担任している子どもの実態は全く違うはずです。

 

常に担任している子どもたちの姿を想像しながら,

「いかに楽しませるか?」
「どうすれば夢中になって学びに向かうことができるのか?」

などを考えようとすると,自然と楽しく授業づくりができると思っています。

 

 

②研究授業〜準備編〜

この時期の授業のために,夏季休業期間中には学年団で教材研究をしてきました。

今年の校内研究のテーマは,(ズバリそのままの言葉だと学校の特定リスクがあるので避けますが…)

「自らの考えを表現する子どもを育成する」ことでした。

 

年度当初,このテーマに決まった際,私は,堅苦しく考えることは苦手なので,

担任をしている「子どもたちの姿」で考えてみました。

具体的には,

・「授業の中で表現している子どもの姿とはどのようなものか?」
・「子どもたちが【表現したい!】と思える場を作るにはどうすれば良いか?」
・「そもそも表現したくないと思っている子どもへの関わりはどうすれば…?」

などです。この部分は,①「研究授業」の捉え方とも通づる部分ですが,

「何のために時間を割いて研究をするのか?」という目的意識無くしては,負担感しか残らないと思っています。

 

子どもたちが楽しく,笑顔で,夢中になって学びに向かう姿を引き出す(子どもをやる気にさせる)ことこそ,教師の仕事なのではないでしょうか?

その一つの手段として,研究授業があると私は考えています。

 

そして,それ自体を楽しめる(楽しもうとできる)人が,エンジョイマインドをもった先生だと言えると思っています。

このような考え方は,たとえ今,研究授業についてマイナスな捉えをしていたとしても,ほんの少し考え方を変えてみるだけで

負担感から教職の充実感へと転換されると思います。

今まさに研究授業の時期だという先生方は,ぜひ,このような捉えでご自身の研究を進めてみてください!

 

次の記事では,私が行った研究授業の具体についてお伝えしていきます!

 

 

 

 

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