今回は第2章の「学級がうまくいくとは何か」というテーマについてです。
まだ第1章の記事を読まれていない方は是非こちらからご覧ください↓
https://enjoymind-sensei.com/「教育で語られがちなこと%E3%80%80その奥にあるもの」-2/
担任をされている先生方,
私は,この章を読み進める前に,自分なりの指標を考えてみました。
3年目の若輩者である私が考える,学級がうまくいっているかどうかの指標は,3つあります。
①子どもたちが笑顔であるか?
②失敗が笑われない雰囲気になっているか?(≒心理的安全性が高いか?)
③前向きに挑戦しようとする風土ができているか?
です。
もちろん,これだけではないと思いますが,現時点ではこれらの指標が言語化できました。
その上で読み進め,私がとったメモは以下の通りです。
正直,読み進める前に言語化した自分の指標の未熟さを痛感しました。
お二方とも共通していたのは,「子どもの姿」で考えられていたことです。
この点においては,自分も同様でした。
◉一喜一憂しない
◉ドラマチックな毎日を楽しむ
◉思い通り,予想通りにならないから面白い
◉ドラマチックな毎日を楽しむ
◉思い通り,予想通りにならないから面白い
この3つが,お二方の考えの共通点でした。
特に「ドラマチックな毎日を楽しむ」ことと,「思い通り,予想通りにならないから面白い」という2つの事柄については,
正しく,エンジョイマインドの類であると感じています。
日々子どもたちと関わる中で,予測不可能な事態が起きることもあります。
その事態を楽しむことができるかどうかは,
エンジョイマインドをもっているかどうかにかかっています。
また,教師の思い通り,予想通りにならない子どもたちの姿も日々表れてきますよね。
その時に,それらの姿を面白がることができるかどうかも,
エンジョイマインドをもっているかどうかにかかっています。
この章で述べられていたのは,目の前で起きている事実(子どもたちの姿,エピソード,出来事,トラブル,事案など)を指標とすることで,現状を自己評価することができるんだということ,
そして,それらをどう捉えるのかは,教師の心持ち次第だということだったと考えています。
子どもたちと紡ぐ日々は,予測不可能な場合も多々あります。
それを悲観するのではなく,楽しむ,面白がることこそが,
学級をうまくまとめていくことに必要な最初の条件だと感じました。
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